Someday,Somewhere エッセイ ブログ

怖がりのくせに怖いものが好きな僕は、どこかおかしいのだろうか?

皆さん、こんばんは!
ENTABIZ OKINAWA主宰、沖縄でインタビューライターをしています、ヘシキアツシです。
気軽に「へっさん」と呼んでください。

今日は、夏といえば思い出す“ちょっとゾクッとする話”をひとつ。

怖がりの怖いもの好きって、なんだか矛盾してますか?
そんな話です。

実は霊感があるとかないとか、そんな話をひとつ

皆さんは、幽霊の存在を信じますか?
僕は、信じてもいいかな?と考えている派です。
というのも、僕の父が霊感のある人だったというのが、ひとつの理由です。

父はドライブ中に墓地を通るとき(沖縄には道路沿いに墓地がある場所を結構見かけます。)、よく黒い人影を見たという人でした。

だから車には、島マース(県産の塩。県産のものを沖縄の人は「島〇〇」と呼ぶ。例:島ゾーリ)を小さな袋に入れて、告別式の帰りや何か霊的なものを見たときは、自分自身に振りかける様にしていました。

こんなエピソードもあります。
母方のお墓を新しくする際の出来事。

骨壷を新しいお墓に入れる作業中、絶対に触るなと言われていたにもかかわらず、親切心から骨壷を自ら持って移動させてしまった父に異変が生じました。

新しいお墓に親戚一同が集まっていると、父がひとり、座り込んでいるのです。
どうしたのかと尋ねると、耳元で誰かがブツブツつぶやいているとのこと。
慌てて、近くのお寺のお坊さんにきてもらい、祓ってもらいました。

そんな父の血を継ぐ僕も、大学時代に不思議体験をしています。

僕はそのとき、京都では有名な心霊スポットのそばに住んでいました(なぜそんなところに?と思われるかもしれませんが、そこが心霊スポットだなんてつゆ知らずだったのです。笑)。

ある夏の夜、深夜に目が覚めると体が動きません。
いわゆる金縛りになったのです。

すると、僕の足の方に黒い影のようなものがスッとたち、そこから僕のすぐそばまで移動してきます。
次の瞬間、僕のベッドに入って添い寝しようとしてきたのです!

僕は「やばい!」と思い、無理やり腕を動かし、金縛りを解くことに成功。
その瞬間に黒い影は消えたのです。

怖いのは嫌いなのに、怖い話は好きという謎

さて、そんな経験をしてからというもの、とにかく怖いことが大嫌いになりました。
肝試しなんてもっての他です。
わざわざ怖いところに行って、怖い思いをするなんて正気の沙汰ではありません(笑)。

でも、なぜか僕は怪談は好きなんです(笑)。
YouTubeであさるようにみていることもあります。

なぜ怖がりのはずの僕が、怖い話は好きなのでしょうか?

どうやら、怖い話には日常生活では味わうことができない、非日常的な刺激を求める性質、刺激希求があるからだそうです。
怖い話を聞くと、脳からドーパミンが分泌されることによる中毒性も一因だと考えられています。

さらに、怖い話を安全な場所で見る(聞く)ことで感情を浄化させる「カタルシス効果」も原因ではないかと考えられているようです。

つまり、僕は人間の持っている性質や脳に支配されているということなのでしょう(笑)。
だからきっと、今日も怪談を見ながら寝るんだろうなぁ。

皆さんは怪談、好きですか?
肝試しとか行きますか?
僕は…肝試しだけは、絶対に行きません!!

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