イベントレポート お笑いライブ

40回を迎える玉ライブに「エンジョイプレイ」なあの人が降臨!最高のスタンダップコメディがお客さんを笑顔にする夜

(本記事はライブレポートのため、敬称を略させていただいております。ご了承ください)

実を言うと、自分の不注意による事故で4ヶ月ほど入院していた。

命に関わる事故だったのだが、運良く生きることができた。

足を失う可能性もあったが、これもまた運よく残っている。

そして、退院して久し振りに自分の足で歩き、日常の生活を取り戻しつつある。

そんな私の一番の辛さは「笑い」に飢えたことだ。

テレビやパソコン画面を通したものではなく「生のお笑い」に飢えていた。

だから、退院したら絶対にここに行く!と決めていた。

そう、私が勝手に沖縄のスタンダップコメディのメッカと読んでいる「カレー屋タケちゃん」だ。

ここで定期的に開催されるスタンダップコメディライブ「玉ライブ」を見に来たのだ。

開演前からすでにお客さんが入っており、ライブが始まるのを今か今かと待っている。

私も、カレーを注文して開演を待つ。

カレー屋タケちゃんのスパイスカレーは絶品!笑いと食の融合は素晴らしい!

スパイスの効いたカレーが口の中を刺激する。

「ああ…生きてるなぁ…」

と、勝手に悦に入りながら(笑)黙々とカレーを口に入れていく。

次第にお客さんも集まり、演者も入ってくる。

懐かしい顔と挨拶を交わしていると、やっと社会復帰できたのだなと痛感する。

が、感傷に浸っていてはもったいない。

今日は、目一杯楽しむんだと決めている。

ゲストには、あの大物芸人もやって来るのだから、楽しまずにはいられないのだ。

いつものように、このライブの主催者である「オリオンリーグ」の玉代勢直が三線を鳴らしながらやって来る。

「玉ライブ vol.40」の開演だ。

玉代勢 直(オリオンリーグ)

主催者の玉代勢(オリオンリーグ)紅芋タルト色のシャツ(笑)と三線は玉ライブのトレードマーク!

玉ライブ vol.40の口開けは、主催者である玉代勢から。

三線で「唐船どーい」を奏でて客席を盛り上げていく。

それに応える形で、客席からは拍手と声援が贈られた。

「良いですね、この盛り上がり、良いですよ!」と玉代勢は満面の笑顔で客席からの熱を受け取る。

「今、遅れている人もいるんですよ。遅れて来ると多分、入りにくいと思うので、今みたいに盛り上げてくださいね」

遅れて来る人への配慮も忘れない、主催者の鑑のような玉代勢。

しかし、お客さんをクスッと笑わせるフレーズも忘れない。

「でも、今の僕よりは盛り上げないでくださいね」

実はこの流れ、玉ライブの定番だ(笑)。

ここでお客さんからは笑いが漏れ、ほんの少しだけ残っているであろう客席の緊張感がほぐれ、一体感が生まれる。

この感覚が好きなのだ。演者とお客さんが一体となってライブを作り上げている感覚になれる。玉代勢の愛が溢れる進行振りは、いつもながらに感心してしまう。

お客さんの中にフリーの芸人・山城コンセイソンを見つけた玉代勢は、「ニコラス・ケイジさんですか?」といじりを入れる。

いじられたコンセイソンも芸人、「ニコラス・ケイジじゃないよ!今いじるところか!」とツッコミを炸裂させた。

スタンダップコメディの面白さは、お客さんとのやり取りの中にもある。

そこに芸人がいれば、面白くないわけがない(笑)。

客席からは笑いが起こっていた。

玉代勢の本ネタは、事務所から振り込まれるはずの給料が少なかったという、死活問題の話題から始まった。

会社員としては考えられないが、フリーランスの私自身には身近な話だ。

クライアントからの振り込みがあって初めて報酬となるため、入金が翌々月、翌翌々月になることもある。

「今月少なかったのだから、翌月は多く入ることになる。翌々月払いなら、さらに多く入るんですよ!」と、熱っぽく語る玉代勢。

「これを友人に話したら、考え方がパチンコの出玉と一緒だなって言われたんですよ」

この一言で、客席は爆笑に包まれる。

「でも違うんです。翌月は今月入らなかった分が、翌々月は前に払われていなかった分が入るから、もうフィーバー状態ですよ!」

と、自らパチンコの出玉のように例え、さらなる爆笑を誘っていた。

やはり、芸人の構成力は凄い!の一言だ。

ここで笑わせようという信念が感じられ、実際に爆笑がわき起こる。

芸人は現代の「さとり(人の心を読む妖怪)」かもしれない、と勝手に思っている(笑)。

Webライターの私も見習わなくてはならない。

ネタは、自身の子どもとの軽妙なやり取りや、浦添のガソリンスタンドで巻き起こった出来事を中東問題になぞらえたりと、社会派なものを織り交ぜながら進んでいく。

私が一番心に残ったのは、祖母をテーマにしたネタだ。

お婆ちゃん子だったという玉代勢の、お婆ちゃん愛強めなことを題材にしたネタだったのだが、笑いの中に、ほんのりと温かな気持ちにさせてくれる素敵なものだった。

大好きなお婆ちゃんが亡くなった時、自分だけが大泣きをしていて親族は泣いていなかった話。

意外と親族とは熱量が違うことがままある。

私自身も経験したことがあったので、クスリと笑ってしまった。

その中でも、帰省するたびにお婆ちゃんが花瓶からお金を出して、お小遣いとしてもらっていた玉代勢が、その花瓶を形見としてもらいたいと申し出た話は秀逸だった。

その話を聞いて客席からも笑いがこぼれる。

また、いつもお婆ちゃんが座っていた場所を指し、子どもたちに「おばあが、ここに座ってるよ。もう少ししたら天国に行くかもしれないけど、ありがとうって言おうね」と言ったシーン。この話を聞いた瞬間、心がジーンとなったお客さんは多かったのではないだろうか。僕自身、父を亡くしており、今でも近くにいるのではないかと感じることがあるため、心が温まる感じがした。

が、ここからのオチが最高だった(笑)。

葬儀から親族とお坊さんが一緒に帰ってきた際、しめやかな雰囲気を察して気を遣ったのか、そのお坊さんが「ああ、お婆さまはお友達が多い方だったみたいですね。いろんな人のところに行って今、ここにはいないみたいです」と一言。

お客さんは思わず笑い出してしまった。

悲しいはずの話も、どこか温かな笑いに変えてしまう玉代勢の話術。

穏やかな話し方も大好きで仕方がない。

そんな魅力あふれる玉代勢のスタンダップコメディは、ここには書けない内容も盛りだくさんだ(笑)。

しっかりと聞きたい人は、ぜひカレー屋タケちゃんに来てほしい。

金城 博之(ハンサム)

スーツ姿がビシッと決まっている金城(ハンサム)。実は誰もが知っている「あの人」かも?(笑)

続いて登場したのは、沖縄が誇る老舗芸能事務所「FEC」所属の金城博之。

コンビとしては、仲座健太と組み「ハンサム」のコンビ名で活躍している。

また、沖縄では知らない人はいない、某有名キャラクターだとか、そうでないとか(笑)。

ちなみに私の母親は、そのキャラクターは実在の人物だと思っていたそうだ。あの髪型もシワも本物だと…我が母ながら、ナイスな勘違いだ(笑)。

そんな金城が今回披露したのは、さまざまなシチュエーションで「ん?何かおかしくないか?」という感情を、ゆったりとした語りでぶちまけるというもの。

一方、漫才では、仲座に負けじと大声でがなり、パワーを爆発させることが多いので一見の価値があり。

気になる方は、ぜひ「FECお笑い劇場」にも足をお運び願いたい。

まずは2人の「後輩」の話からネタがスタート。

1人目は15年ほど前、金城が「琉神マブヤー」の敵役「クーバー2号」として、ヒーローショーに出演していた頃の話。

その際、当時の後輩であるMさんが一緒に音響のアルバイトとして働いていたそうだ。

その当時、Mさんは仕事に穴を開けるわけではなかったものの、15分、30分遅刻してくることが多かったという。

そこで金城は、親心から目覚まし時計を買うことをすすめる。

するとある日、Mさんは「金城さん、僕、良いこと考えました」と報告しに来たという。

Mさんが考えついたのは、折りたたみ式の携帯を開いた状態にし、ガムテープでぐるぐる巻きにして固定、アラームを鳴らすというもの(笑)。

金城は、自分が無理やりやらせていると思われるのもアレだからと、「うん、まあ、Mが良いと思うんだったら…やっても良いんじゃないか」と伝えたそうだ。

確かに他人から見れば、今のご時世、パワハラにも受け止められかねない行動(笑)。

金城の機転の効いた回避行動、素晴らしい(笑)。

そんな素晴らしい方法を発見したはずのMさんだが、次の現場で一緒になった際に遅刻してしまう。

原因は単純明快。

携帯をぐるぐる巻きにしたまでは良かったのだが、まさかのアラームかけ忘れ(笑)。

後輩芸人の初歩的なミスに、客席から笑いが溢れた。

2人目は、現在FECの舞台だけでなく、ラジオレポーターとしても活躍中のピン芸人、ただのあきのりの話。

あきのりから「近いうち飲みませんか?」というLINEが来るときは、どうやら「今から飲みませんか?」の意味とのこと。

さすがは一緒に舞台に立つ芸人同士、ツーカーの仲だ(笑)。

ある日、あきのりから「金城さん、近いうち飲みませんか?」というLINEが入る。

金城は「ああ、今日飲みたいんだな」と察し、「今日、明日空いてるよ」と返したそうだ。

すると秒もかからずに返信が(笑)。

結局、その日に飲むことになったそうだ。

その日は、金城が飲み代をおごって皆さんとなったのだが、お店を出たところで何か言いたそうな顔で金城をじっと見つめるあきのりの姿が。

次の瞬間、「金城さん、運転代行の代金も良いですかね?」と、帰りの足代もおねだりしたあきのり。

少し呆れつつ、後輩に飲酒運転をさせるわけにはいかないと漢気を見せ、3000円を渡そうとした金城。

「始めて来た場所なんで、3000円だと心許ないから4000円良いですか」

あきのりの、正しいような、正しくないような理論に、呆れながらも金城は4000円を渡して帰らせたという。

そして、次に会った際に運転代行代のお釣りを返してきたという、あきのり。

几帳面な性格をネタにしているだけあって、こういう所はきっちりしているようだ(笑)。

金城も好感を持ったようで、「じゃあ次からは3000円で大丈夫だな」と声をかける。

ところが、あきのりが返してきた一言に会場は爆笑の包まれた。

「いや、なんか代行の人が少し安くしてくれたみたいなんで、正規の値段が分からないから4000円でお願いします」

ここまで素直に離されてしまうと、憎めない(笑)

何とも愛すべき後輩の話だった。

金城のスタンダップコメディは、本当に面白い。

身近に転がっている、ちょっと気になる、ちょっと疑問に感じる、ちょっとムッとする(笑)話を的確な視点で、穏やかに語る姿が大好きだ。

漫才の時とは異なる、大人な語り口の金城もファンにとってはたまらない姿だろう。

ここから、毎週部品が届き、組み立ていく某付録付き雑誌の話などが続くのだが、ここでは書くのを止めておこう。

そう、そのお楽しみはライブに来て、実際に聞いてこそだ。

ぜひ、玉ライブに来てほしいのだ!

川田広樹(ガレッジセール)

沖縄の芸人と聞いて思い浮かべるのは、きっとガレッジセールだろう!川ちゃんが玉ライブに降臨!!

「玉ライブ vol.40」を締めくくるのは、沖縄芸人界のレジェンドと言っても過言ではない、ガレッジセールの川ちゃんこと、川田広樹だ。

私は、「ワンナイR&R」や「アドレな!ガレッジ」を楽しみにしてテレビを見ていた世代なので、生の川ちゃんが見られるなんて最高に胸熱な展開。

しかも、私の好みが入ってしまって恐縮なのだが、ゴリよりは川ちゃん派だっただけに、この日を楽しみにしていた。

実を言うと、生で川ちゃんを見る機会は1ヶ月前にあった。

が、私自身が事故で入院していたがため、泣く泣く見送っていたのだ。

そして、今日を迎える。

自分自身の復帰の日に、川ちゃんのスタンダップコメディが見られる幸せをグッと噛み締め、ハイボールをクッと一口。

さあ、待望の時間が始まる。

大爆笑をかっさらった話がいくつも飛び出したのだが、私が最も好きだったのは川ちゃんのお母さんの話だ。

自分自身、母と住んでいるので、身につまされる部分もあり、大いに笑わせてもらった。

沖縄に拠点を移して約半年になるという川ちゃん。

今までは沖縄に帰ってきても、長くて10日程度だったので気にならなかったそうだが、毎日母親と顔を合わせていると、よく喧嘩するようになったという。

「あ、あそこ曲がれば近道だったのに」

「何でこんな混んでいるところ行くわけ」

と、運転中に細かい点をツッコんでくるそうだ。

そこで、ついつい口喧嘩になってしまうとこぼしていた。

私も20年以上京都に住んでいて、沖縄に帰ってきた人間なので、よく分かるシーンだ。

自分のやり方に慣れているから、口出しされるとついついムッとしてしまう。

ムッとしているから口調が強くなり、喧嘩に発展する。

私もこれを繰り返している(苦笑)。

そんな車にまつわる喧嘩のエピソードで面白かったのが、ドアを強く閉めるな問題。

川ちゃんは、そんなつもりがないのだが、お母さんにとっては車のドアを強く閉めていると感じるらしく、それで口論となり「もう車は使わさない!」となったそうだ。

翌朝、「あんたが強く閉めるから窓が開かなくなった」と、お母さんが川ちゃんを呼び出し。

そんなことはないだろうと川ちゃんがチェックすると、どうやらチャイルドロックを押してしまっていたようだ。

それを解除して、窓が開くことを見せた川ちゃんにお母さんは「開いたねぇ」と一言。

これは、沖縄のお母さんあるあるではないだろうか(笑)。

自分が悪くても一切悪びれる様子もなく、一言で済ませてしまう。

そこが可愛らしくもあるので、怒るに怒れない。

そんなチャーミングな川ちゃんのお母さんに、客席からも爆笑が起こっていた。

そんな川ちゃんのお母さんの面白ろエピソードは、NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」が放送されていた頃まで及ぶ。

当時、ちゅらさんの中で人気が出たゴーヤーマン人形。

それが欲しかったのか、川ちゃんのお母さんは、「元気ねぇ、島袋くん」と電話をかけてきたそうだ(笑)。

息子を役名で呼ぶその姿を思い浮かべると笑いが込み上げてくる。

当然、客席も笑いに包まれる。

川ちゃんは、ゴーヤーマンは東京でも品薄状態だということを伝え、もし手に入れられたら連絡すると返す。

すると、お母さんは激怒。

「あんた、工場長の島袋君でしょ!いくらでもゴーヤーマン作れるさ!」

と詰め寄ったそうだ(笑)。

役柄と現実がごっちゃになってしまい、怒ってしまった川ちゃんのお母さん(笑)。

本当にキュートなお母さんだ。

その愛おしさを感じられるのは、お母さんのエピソードを語っている川ちゃんの目の優しさと嬉しそうな口調だろう。

それが感じられるので、お客さんも気兼ねなく大笑いできるのだ。

その他にも、沖縄での単独ライブ中に突然舞台に近づいてきた不審な人物がお母さんで、「広樹、カステラ食べなさい」とネタ中に話しかけてきた話。

風邪をひいてしまった時、心配したお母さんが上京。

沖縄料理を作って看病してくれた、あたたかなエピソードだった。

が、風邪が治って仕事に出かける川ちゃんが「鍵はポストに入れておいて」と行って仕事に出た直後、ベランダから「広樹、鍵はポストだよね」と大声で確認してきたというオチ(笑)。

しかも、川ちゃんが口に指をあてて「シーッ」と言ったのを勘違いして、上を見上げるという可愛らしい一面を見せていたようだ(笑)。

他にも「パパパパパフィー」でADをしかるディレクターに正論パンチをくらわせた話など、数々の面白エピソードの数々を語っていた。

何度も言わせてほしい。

ここでは書けない話題、ネタがあふれている!

「ええっ!そうなの⁉︎」と言うネタが満載なのだ。

ぜひ、ライブに来てほしい。

スタンダップコメディは特に!

クローズドな話題を、その目で、肌で感じてほしい。

玉ライブ、最高のイベントがあなたを待っている。

川ちゃんの語り口は、明るさに満ちていて心をパッと照らしてくれる気がする。

その明るさが、私たちの心を晴れやかにしてくれるから、あたたかい笑いが起こるのではないだろうか。

カレー屋タケちゃんの店内は、ポカポカとあたたかな笑いにつつまれていた。

エンディング

最後はスリーショットでトーク。3人の笑顔が玉ライブの楽しさを表している。

エンディングでは、今日の出演者である玉代勢、金城、川田の3人が揃い踏みでトークを展開した。

そう、ここでは書けない、とても書けそうにない話を展開してくれた(笑)。

本当に書けそうにない話題なので、全カットになってしまうことをお許し願いたい。

だからこそ、何度も何度も声を大にして言いたい。

「スタンダップコメディは、ライブ会場で聞こう!あなたの思ってもみなかった、驚きの話が聞けるから!」

玉ライブはこれからも定期的に開催される。ぜひ、足を運んでみてほしい。

オープンマイク

オープンマイクでは、私も話させていただいた。

自分自身の事故の話。

その中で体験した話。

やっぱりオカルトチック(笑)。

私も玉ライブではオープンマイクで、オカルト話をしているので、聞いてみたい方はカレー屋タケちゃんへ。

最後に、カレー屋タケちゃんの店主、タケちゃんがマイクの前に立つ。

川ちゃんが来るということで、あのダンスの練習をしていたというタケちゃん。

今日もカレーを作っている間もダンス練習に余念がなかったらしい。

そして、ついに勇気を持って川ちゃんに伝えた言葉。

「エンジョイプレイを一緒に踊ってほしい!」

熱い思いを受け、川ちゃんはコレを快く承諾。

川ちゃんに指導を受け、完璧な「エンジョイプレイ」を披露したタケちゃん(右)

まさかの熱血指導も行われ、タケちゃん、川ちゃんのエンジョイプレイが披露された!

客席からは拍手喝采と笑いが起こる。

玉ライブ vol.40は、大笑いの中エンディングを迎えた。

やはりお笑いは良い。

特にライブは最高だ。

最高に面白い芸人と、最高に盛り上がる観客と、最高に美味しいカレーがあれば、何も言うことはないだろう。

退院後初めてのライブは、絶対に玉ライブと決めていた。

その理由が、ここには詰まっている。

少しだけ残ったハートランドを飲み干してドアを開ける。

外は大雨。

だが、私の心は晴れている。

私だけではない、他のお客さんの心も同じだろう。

居心地が良くて、気さくな人たちが集う場所。

カレー屋タケちゃんは、沖縄スタンダップコメディの聖地だ。

今日も素晴らしいひと時をありがとう。

そう思いながら、傘をさし、私は家路を急ぐのだ。

最高の笑いの余韻に、ドップリと浸りながら。

出演者SNS紹介

玉代勢 直(オリオンリーグ)

𝕏:玉代勢 直 オリオンリーグ
Instagram:玉代勢 直(@sunaotamayose)

金城 博之(ハンサム)

𝕏:ハンサム金城
Instagram:金城 博之(@kinjo.hiroyuki)

川田 広樹(ガレッジセール)

𝕏:川田 広樹
YouTube:ガレッジセール川ちゃんねる

カレー屋タケちゃん

𝕏:カレー屋タケちゃん
Instagram:カレー屋タケちゃん(こっちが本アカになりました)

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